換気扇のシロッコファンの掃除に必要な道具とは

シロッコファンとは、多翼ファンとも言われ、多数の羽が付いた筒が回転することにより、空気を取り込み排気するための換気扇の一種です。壁付けのプロペラ換気扇と違い、取り込んだ空気は、ダクトと言う空気の管を通り屋外に排出されますので、屋外の風の影響を受けにくいのが特徴です。一戸建てやマンションなど、一般家庭のレンジフード内に取り付けられていることが多いです。シロッコファンの手前には、フィルターが取り付けられており、交換により大部分の油汚れなどは取り除くことができますが、本体は多数の羽が付いている特徴から凹凸が多く、付着した汚れを取り除くことがやや困難な構造と言えます。ここでは、換気扇の掃除方法の手順や使用道具について、ご紹介したいと思います。

シロッコファンの分解の仕方について

シロッコファンを取り外す手順としては、まず、汚れが飛び散らないように周辺を新聞紙などで養生し、ゴム手袋をはめましょう。次に作業がしやすいようにレンジフードカバーを外します。カバー周りにあるネジを外し、上に持ち上げれば、レンジフードカバーが外れます。その後、フィルターを取り外すと、円形のファンが見えるようになります。ファンの手前にはベルマウスと言う風よけの円盤がネジで固定されていますので、取り外します。ファン本体も中央にネジが取り付けられていますので、緩めることにより、ファンが手前に引き出せるようになりますが、ファン本体を固定しているネジは、反時計回りのいわゆる逆ネジになっていますので、間違えないように注意することが必要です。この時点で、油汚れにより手袋も汚れていますので、他の部分に触れないようにも注意しましょう。

家庭にある洗剤や道具を使って掃除する

ファンにこびりついているのは、油汚れになりますので、掃除の際は温めることで、取れやすくなります。鍋などで煮込むことができれば最良ですが、一般家庭では困難だと思いますので、やかんに約60℃程度のお湯を沸かして全体的にかけます。油が柔らかくなったらスクレイパーなどで削り取ります。熱が冷めると取りにくくなりますので、素早く何回かに分けて行います。ある程度汚れが落ちたら、アルカリ洗剤をかけます。洗剤が流れ落ちないようキッチンシートなどでパックするように包むと効率が良くなります。10分程度放置したら、古い歯ブラシで磨きましょう。面白いほど汚れが取れていきます。金ブラシなどで、強く擦り過ぎると傷が付き、汚れが付着しやすくなりますので注意しましょう。汚れが落ちたら再度お湯で洗い流し、乾燥したら逆の手順で組み立てて終了になります。このように、掃除のために改めて洗剤や器具を購入する必要はありませんので、家庭にあるもので賢く有効利用しましょう。